新型コロナ感染者について、前回その感染者数が増えていることはお伝えしましたが、その特徴が少し変化してきています。
令和6年7月初めまでは38℃程度の発熱のある患者さんが殆どで2から3割くらいが37℃台の患者さんでした。
しかし、7月の第3週目くらいから平熱で高熱の出ない患者さんが増えてきています。基本はウイルス感染なので38℃台の発熱を伴いますが、多いときは3から4割の患者さんで発熱と伴わない方がいらっしゃいます。
それだけ感染力が強く病原力の弱いウイルスが増えてきているのかもしれません。
依然として症状は咽頭痛や倦怠感などですが、ごく軽微な症状でも新型コロナに感染している方はいらっしゃいます。
クリニックで診断をして、ご家族や友人に移さないことが大切です。
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